ESXi のディスク作成

esxiスレより

428 :名無しさん@お腹いっぱい。 :sage :2011/03/17(木) 09:53:16.12 ID:LJCWXDxY0
>>425 
デフォルト (zeroedthick) で作成すると、領域のアロケーションは行うものの、 
ディスク上の各ブロックを実際に 0 で埋めるということは行なわない。 
該当ブロックに「最初のWriteが発生したとき」に、都度 0 で埋めてからゲスト 
OSからのI/Oを実行する。「まだ一度もWriteが実行されていないブロック」に対して 
Read I/Oが発行された場合は、実際にはディスクにアクセスせずに、仮想化 
レイヤで即座に 0 というデータを仮想マシンに返す。 

eagerzeroedthick で作成すると、作成時の領域のアロケーションのときに、 
各ブロックに 0 を書き込むという処理も併せて実行する。 
従って、「まだ一度もWriteが実行されていないブロック」というのは存在しない 
状態でゲスト OS は仮想ディスクを利用することになる。結果として、全ての 
Read I/Oは実際にディスクにアクセスして読み取った値がゲスト OS 側に戻 
されている。 

まとめ 

zeroedthick 
 - 未 Write 領域への Read は高速 
 - 未 Write 領域への最初の Write は 0 で埋める処理を行なった後に実際 
  のデータの書き込みを行なうので若干低速 
 - Write 済領域への Read はディスクまでアクセス 
 - Write 済領域への Write はディスクまでアクセス 

eagerzeroedthick 
 - 仮想ディスク作成の段階で 0 埋めを実行 
 - ゲスト OS からの全ての I/O は実際にディスクまでアクセス